まぁ、色々とありますねぇ~.
早くも2月が終了です。新年会、新年会と言っている内に六分の一が終了です。

本日は西日本新聞の「春秋}から転載
その家はアムステルダム旧市街の運河沿いにあった。3階の本棚を回転させると、隠し部屋に続く秘密の入り口が現れた。13歳のユダヤ人少女がナチスの迫害を逃れ、家族と2年間隠れ住んだ場所だ
▼密告におびえ、外出どころかトイレの使用にも気を使う日々。壁に少女が憧れた映画スターの写真が当時のまま残されていた。教会の鐘の音が聞こえる屋根裏部屋で少女は日記を書き続けた
▼世界約60カ国で出版された「アンネの日記」。日々の出来事や思いが少女らしい率直さでつづられている。絶望に屈しない明るさと強い意志が行間から伝わる。強制収容所で断ち切られたその短い生涯を思えば、なおさら胸が痛む。戦争や人種差別への憤りとともに
▼首都圏の図書館で「アンネの日記」や関連書籍が大量に破られていた。被害は300冊以上という。心配になって最寄りの図書館に走った。「無事」を確かめてほっとすると同時に情けなくなった
▼誰が、何の目的で。傷つけられたのは本だけではない。日本人の名誉と国際的な信用も。単純ないたずらではあるまい。根深い悪意すら感じる
▼1944年7月15日の日記に少女は書いた。「私は理想を持ち続けている。なぜなら今でも信じているからです-たとえ嫌なことばかりでも人間の本性はやっぱり善なのだと」。歴史や愛国心をめぐって嫌な空気を感じる昨今だからこそ、少女の言葉は輝きを増す。

=2014/02/27付 西日本新聞朝刊=

破るなら、まだ読書感想文でも挟んでおいた方が良かったのにと思いますけど・・・。