小春日和の一日でした。霧が遅くまで深かったですね。


福島民報「あぶくま抄」より転載(11月28日)
 事務所の標札、拡声機の表示板、街頭演説の腕章…。いわゆる「選挙の七つ道具」だ。公営物資として選管委が立候補者に無料で交付する。今回の衆院選でも運動の必需品となる。
 選挙でよく目にする候補者のたすきは七つ道具に含まれていない。掛けるか、掛けないかは本人次第だ。とはいえ、候補者にとって、より多くの有権者に名前を覚えてもらうために欠かせない。最近は防水が施されたり、軽量化して掛け疲れを防いだりするものも出回っている。突然の選挙に、慌てて準備し始めた陣営も少なくないだろう。
 「市長は市民の負託を受けて存在する」。以前、再選を果たした県内のある首長が話していた。自らをたすきを掛けて走り続ける駅伝のランナーに例える。「やがてたすきを渡すことになる次の区間の市長、そして市民のためにしっかりと働きたい」。後世の評価や検証に耐えられるだけの仕事をする強い決意が印象に残った。
 首長の言葉を借りれば、国民の負託を受けて存在するのが国会議員か。本県の復興はもとより、消費税再増税や原発再稼働などの課題が横たわる。日本の未来につながる重要区間を託す人物、政党を決める選挙が始まる。

( 2014/11/28 09:07 )