カラマツと言えばラクヨウキノコ。発生までにはもう少し日数が罹りそうですが、今年はハバチ被害に遭っている木が目立ちますね。

福島民友新聞【編集日記】より転載(8月26日付)

 秋の気配が増し、朝晩は肌寒さを感じるようになった。厳しかった暑さも、ようやく衰えたようだ
▼温暖化傾向にあるという地球。米海洋大気局(NOAA)が世界全体で進んでいることをうかがわせる分析結果をまとめた。地上と海面を合わせた地球全体の1~7月の平均気温は、観測記録が残る1880年以降では最も高かったという
▼地球はその歴史の中で今より寒冷な氷期と、温暖期である間氷期を繰り返してきた。一番新しい氷期には北極や南極の大陸氷床が拡大し、海水面は今より120メートルも低く本州、九州、四国も一つの島になっていた
▼人類も旧石器時代から縄文時代にかけ、寒冷化と温暖化という気候変動に直面した。その後は温暖な環境が続き、現在は間氷期。祖先はこの”好条件”下で文明を生み、産業を興し、都市を造り、現代社会を築いてきた(阿子島香「東北の古代史・北の原始時代」)
▼温暖化は地球の運動や太陽活動、海洋深層循環、火山噴火など自然要因に誘発された。人類は自然環境と対話しながら生き方を変えてきたという。今は化石燃料の消費や森林伐採など人為的な要因が加わる。新たな変動に直面する人類。今も自らの生き方が問われている。

一人言:人類だけでなく生きとし生けるものすべての動植物が対応しているんです。