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茨城新聞「いばらき春秋」より転載  2015年5月31日(日)

原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定をめぐり、政府は新たな基本方針を閣議決定した
▼高レベル放射性廃棄物はガラス固化体にして地下300メートルより深い「安定」した地層に埋める地層処分を、国は以前から考えている。新基本方針は、自治体の応募に頼った処分地選定を、「科学的有望地」として国が提案する方法に変えた
▼この自治体向けの説明会を経産省は非公開で開催していた。日時や場所、参加自治体も非公開。出席した自治体が最終処分場誘致に関心がある、との誤解を招かないための配慮という。一方で一般向けシンポジウムは6月末までの予定で公開で始まっている
▼昨年の御嶽山(おんたけさん)に続き小笠原諸島の西之島、口永良部島の噴火など、国内の火山活動は活発化。この列島に安定した地層が果たして存在するのだろうか
▼むしろこんな中、非公開で開催したとなれば、安定的な地層を有する自治体がピンポイントで選定されているのでは、と勘繰りたくなる
▼最終処分は、方法も含めて国民的な議論が必要。誰もが納得できる回答は得られないかもしれない。しかし、全てをつまびらかにすることが、答えを導き出す唯一の道だ。(信)

一人言:一番良い処分方法は原発設置施設の地下でしょう。岩盤は安定しているし、どんな災害にも対応していますからね。