朝はお天気に恵まれています。明日もこんなんならいいなっ!!
都会と違って静かに今年が終わっていきます。
色々な思いを抱いて2015年は終わっても時間は繋がっていて何の変りもなく2016年はやってくるんでしょうね。
このブログにも懲りずにお付き合いください。お世話になりました~~
新潟日報「日報抄」より 2015/12/31 08:29
▼いろはで回顧。[い]慰霊の戦後70年[ろ]論議は続く安保法[は]バスケのアルビ1部リーグ[に]新潟水俣病50年に[ほ]北陸新幹線が開業[へ]別姓認めぬ最高裁[と]同性カップル、渋谷が公認[ち]中国から爆買い ▼[り]旅客機飛んだ国産の[ぬ]盗みは御法度デザインも[る]ルール無用のドーピング大国[を]温暖化防止へ一歩[わ]渡辺謙さん大活躍[か]過激派イスラム国の蛮行悲し[よ]横浜オーナーに南場さん[た]大役果たした「こうのとり」[れ]連日国会へデモ ▼[そ]ソフトで不正VW[つ]墜落怖いドローン[ね]ネパールで大地震[な]難民救済急げ[ら]拉致解決へ来年こそ[む]無駄遣いの税1568億[う]ウナギ顔負けナマズの味[ゐ]一億で活躍せよとは[の]ノーベル賞に大村さんと梶田さん[お]沖縄の痛み思う ▼[く]くいで揺れたマンション[や]弥彦神社に液体[ま]マイナンバー未着の人も[け]軽減税率、外食は不可[ふ]FIFA汚職[こ]五郎丸ポーズ広がる[え]NGT48誕生 ▼[て]TPPはもろ刃の剣[あ]「あかつき」金星へ[さ]佐渡にあかね就航[き]鬼太郎の水木さん逝く[ゆ]夢の自動運転車へ着々[め]明治の産業革命、世界遺産に[み]妙高が新国立公園に[し]新国立競技場が再出発 ▼[ゑ]エルニーニョの影響じわり[ひ]BRT波乱の出発[も]もんじゅの先見えず[せ]選挙は18歳から[す]スター・ウォーズ新作に列[京]きょう大みそか。
一人言:お見事!!
2015年12月
信金の西町店、新店舗が出来て旧店舗を解体。今日はもう跡形もなくなっていました。
西日本新聞 「春秋」2015年12月30日 10時30分
時節柄、えとの話を。神様が動物たちに「元日、早く来た者から12番目までを動物の大将にしてやる」と伝えた。こうして一番乗りのネズミ(子(ね))から最後に猪突(ちょとつ)して駆け込んだイノシシ(亥(い))までの十二支が決まった
▼ネコが入っていないのは、ネズミに1日遅れの日を教えられたから。以来、ネコはネズミを追い掛けるようになった。絵本「十二支のはじまり」(いもとようこ文・絵、金の星社)にはこんな物語も
▼普段から仲が悪いサルとイヌが途中で会った。互いに「おまえが悪い」とけんかに。そこへやって来たニワトリが「けんかしてる場合じゃないだろう。おまえたちがくっつけばけんかになるから、わしが中に入ってやる」。それで十二支は申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)の順になったとか
▼犬猿の仲になっていた日本と韓国の中に入ったのは米国だった。日韓国交正常化50年を迎えた節目の年の最後に駆け込みで朗報。最大の懸案だった慰安婦問題の最終決着で合意した
▼中国の台頭や北朝鮮の脅威に備える米国にとって、それぞれ同盟国である日本と韓国が遺恨を抱えたネコとネズミでは困る。歴史問題で身動きが取れない両国に「けんかしてる場合じゃないだろう」と和解を働き掛けた
▼来年は韓国でも申年だ。大使館前の像は見ざる、相手をおとしめる発言は聞かざる、国際社会での蒸し返しは言わざる-が実現できるよう、双方が知恵と努力を尽くしたい。
深川中学校ですが今年度の工事はここまでかな?
愛媛新聞「地軸」2015年12月28日(月)
御用納め
「御用だ、御用だ」は時代劇で下手人を捕まえるときの定番フレーズ。「お上(幕府)の用事だから逆らうな」という意味だ
▲「御用」は宮中・幕府・政府の仕事を指し、権力による「上から目線」で印象が悪い。だからだろう。官公庁の「御用納め」が、いつの間にか民間企業と同様「仕事納め」に変わった
▲ほとんどの官公庁は今日が仕事納め。ところが千葉市は今年、25日に前倒しした。28日に年休を取り、1月3日までの9連休にできる職員を増やし、家族と一緒にリフレッシュしてもらうのが狙い。熊谷俊人市長が「幸せシフト」と名付けた
▲窓口業務は通常通り行うものの、職員約1800人のうち4割程度が恩恵を受ける。もちろん住民サービスに支障を来さないという条件付きだが、他の自治体も今後機会があれば導入を検討してみてもいい粋な計らい
▲こちらはそれどころではなさそうだ。日韓外相会談が今日ある外務省。交渉の進展次第では、年末年始の休暇が霧消しかねない。幹部らは、お盆休みも「戦後70年の首相談話」で取れなかったはず。両国間の関係改善につながる成果があれば、その苦労も報われよう
▲年明け4日には早くも通常国会が開会、安倍晋三首相が外交報告を行う。異例の早期召集は、夏にある参院選日程の選択肢を増やすため、とされる。「御用だ」と言わんばかりの決め方は、一体誰のための「幸せシフト」なのかと問いたくなる。
氷雪祭りの会場に行くと決まって入口近くで絡まっているツルマサキを見に行きます。冬でも緑を湛えて春を待ちます。ヤドリギやシャクナゲ、トドマツetc・・・・。常緑で冬を越す植物はたくさんありますがその中でも特に興味のある木です。
琉球新報「金口木舌」子どもの貧困
2015年12月27日 06:00
「眼鏡が買えず板書を写せない子がいる」「ズボンが破れたまま中学生時のものを着ている」。本紙と高教組の合同アンケートで見えてきた現在の高校生の実態がこれほどまで過酷とは
▼昼食を持参できない生徒がいると答えた教職員が3割、教材費などの校納金が払えない生徒がいるとの回答が7割近くに上った。授業料は無償化されたが、それでも家計は逼迫(ひっぱく)している実情にあらためて驚く
▼家計を助けようとアルバイトする生徒がいるとした教職員は7割を超えた。バイト疲れで成績が下がったとの報告もある。親の経済的困窮が確実に子どもの学ぶ機会を奪っている
▼厚生労働省が発表した2012年の「子どもの貧困率」は16・3%で過去最悪。平均所得の低さやひとり親世帯の多さなどから沖縄は全国平均を上回るとみられる。「貧困」という言葉は人ごとと思われがちだが、誰の身近にでもあるとあらためて思い直す
▼日本財団は、子どもの貧困で社会が被る経済的損失を約2・9兆円と推計した。貧困による機会の損失を防ぐ対策が実は「未来への投資」になるとする専門家の指摘もうなずける
▼アンケートには「今年度は特に家計の厳しいと思われる生徒の自衛隊入隊希望が多い」との報告もあった。まさに経済的徴兵制の兆しではないか。われわれ大人がどういう社会を築いていくかが問われている。
雀が居そうなところに陣取って狩りの準備中です。結局一羽食べられました。まぁ、吾々が鶏肉を食べるのと同じです。こうしてそれぞれが命を繋いでいます。
人間の世界では食べもしないのに罪もない命を奪い合っています。目の前で繰り広げられている光景も鳥の世界の方がまだまだましですね。
東京新聞「筆洗」より転載 2015年12月25日
【その人はどうしようもなくて/牛を餓死させてきた/と 言った。/可哀想なことをしたが/仕方がない/とも言った。/そして一枚の写真を取り出して見せた。/それは牛が柱を食った写真だった】▼そんな詩を、詩人で出版社コールサック社代表の鈴木比佐雄さんの新著『福島・東北の詩的想像力』で知った。福島原発事故で故郷の町を奪われ、避難生活を強いられる根本昌幸さんの「柱を食う」である▼詩は続く。【この写真は自分を戒めるために/離さずに持っているのだ/とも言った。/これはどういうことなのだ。/牛よ/恨め恨め/憎き者を恨め/お前を飼っていた者ではない。/こういうふうにした者たちを】▼その写真の持ち主はいま、どんな思いで原発再稼働の報を聞いていようか。九州電力の川内(せんだい)原発に続いて、関西電力の高浜原発も再び動く見通しとなった▼福井県知事は、「政府が責任を持つ」との首相の発言を重くとらえて再稼働に同意したそうだが、本当の「責任」の重さはいかほどのものか▼『福島・東北の詩的想像力』で、こういう詩も知った。福島県いわき市の芳賀稔幸さんの「もう止まらなくなった原発」だ。【失ったものは永遠に帰っては来ない/元通りに出来ないはずだのに/責任をはたすって?/何の責任をだ/一体責任って何だ?】。この「?」に首相らは、どう答えうるのか。